チューリップが日本に来たのは、いつのこと?

2010.01.28 Thursday

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    前回と、前々回のブログで、チューリップがいつ日本に来たのかについて疑問を投げかけていた。自分で始末に負えないので、 長崎市 文化観光部・出島復元整備室まで問い合わせを出した次第なのだが、昨日、その出島復元整備室の担当の方から丁寧なお返事をいただいた。

    「メールありがとうございました。
    チューリップの由来について、現在こちらで分ることをお伝えします。
    チューリップが日本にもたらされた経緯については、諸説があります。
    一説には、18世紀(1720年頃)にオランダ船が長崎に伝えたものらしい、という説があります。(根拠となる書物などは不明)もともとヨーロッパ原産で、オランダ語ではテュルプ(tulp)といいます。当時、ヨーロッパでは、チューリップの球根が高値で取引されていたと聞きますし、オランダ人とチューリップの縁については、桐生様ご指摘のとおりです。
    江戸時代の学者らは、チューリップのことを知っていたようですので、おそらく球根が持ち込まれ、出島の庭園や植木鉢に栽培されたことはあったのでしょう。ただ、出島の庭園に植えられていた植物が何だったのか、まだ詳細なことが分っていないため、推測の域を出ません。
     
    私共の仕事で、植物展示標本を作成する際には、オランダ船によって持ち込まれたと伝えられる数多くの植物の中から、出島経由と文献から確認できる種類に限定し(ダリア、ヒマワリなど)、標本を選びました。チューリップは確認が出来なかったため、候補には挙がりましたが、作成はしませんでした。
     
    以上のとおり、明確なご返答は出来かねますが、ご参考になれば幸いです。」


    物好きな人間の些細な疑問に丁寧にお返事いただき恐縮の次第です。
    本当にありがとうございました。
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