ふるさと地盤診断ウォーク「亀の瀬地すべり」 vol.3

2011.10.25 Tuesday

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    (大和川 古代の水上交通で難所といわれた亀の瀬あたり)

    以下は、大和川河川事務所の平松さんの話を要約したものです。

    1.排水トンネルにはいる前に復習=地すべり対策の話
    地すべり対策として、一つは土を取ります。これは斜面の下の土を取ったら上から来ますので、斜面の上の土を取ります。今、我々は斜面の下にいます。上へ行くにはバスを出さなければ行けないので、今日はその現地へ行くことは出来ません。
    2番目は水を抜く。これに今から行きます。水を抜くためには、まず地面に縦に穴を掘ります。井戸を掘るわけです。井戸を掘れば、底に水が溜まるというのは、皆さん、何となくイメージしていただけますよね。その溜まった水を大和川に抜き出すトンネル、これが下水管でなくて排水トンネルで、ここに今日は皆さんに入っていただきます。今日は雨が降りましたので、少し水が増えているかも知れませんが、どれぐらい水が流れているかを見てください。その後、別の鉄道のトンネルのほうに行こうと思います。



    2.トンネルに入って
    真ん中に水が流れている水路があります。別に触っていただいても結構です。飲むことはちょっと出来ませんけど。(笑い)
    冷たいですか、熱いですか、どうですか……? 冷たいですね。地下水ですから年がら年中、温度は変わりません。15℃〜20℃の間です。今はね、気候もそれぐらいになっていますから、あんまりトンネルのありがたみは分からないんですが、これから気温が下がって、冬になっても、この水の温度は保たれますから、空気も15℃〜20℃と、またまた快適な空間になります。冬でも寒くないというところが売りになってきます。
    この後、奥の方へ入っていきますが、真ん中の水路の部分を歩いていただいても結構です。ただし苔が少し生えていますので、地すべりではないですが滑りますので注意してください。(笑い)こちらでは責任を持ちませんので、足下だけはご注意下さい。





    排水トンネルの中の雰囲気については、youtubeに動画を公開しております。照明が悪く見にくいですが、排水トンネルの雰囲気は味わってもらえると思います。

    http://www.youtube.com/user/tk1948jp


    排水トンネルの奥まで来ました。トンネルは続きますが、私たちの入れるのはここまでです。後は来た道を引き返すばかり。
    ところで、平松さんのお話によると、集水ボーリングは約3900本、147kmにおよび、これら井戸やトンネルによって大和川へ排水される水の量は、大体の話ですが、一日に学校のプール4杯分になるということです。

    では最後に、亀の瀬地区における排水トンネル工の全体配置図をいただいた資料から転載しておきます。鉄道トンネルについては、次回に紹介させていただきます。


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