「ぶくろぐのパブー」で電子出版に挑戦!

2010.07.05 Monday

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    我が家にもiPad(アイパッド)が来たので、いろいろと試している最中だが、まずは電子出版の標準フォーマットと目される「ePub」を試してみようと思った。ePubとは電子書籍を作成するための形式の一つで、IDPF(International Digital Publishing Forum)国際電子出版協会により制定された標準形式のこと。アップルのiPadが電子書籍リーダーソフトで対応したことで、がぜん注目を集めていると言う。

    しかし、いきなり「ePub」といっても、それを直接ソフトなしでやれるようなマニアでもないし、何か便利なサイトはないかと思っていると、このブロクを運営しているサイトで、「ぶくろぐのパブー」というサービスサイトがある。「電子書籍の作成・公開・販売がすべてオンラインで完結!」とうたっているもってこいのサイト。ならば、早速試してみようと、昔、雑誌に発表した原稿を、このサイトで電子図書にしてみようとチャレンジしてみた。



    まずはぶくろぐのパブーでユーザー登録を行い、ログインすると上のような画面が現れる。右上に大きな3つのボタンがあり、その一番左端の「+本をつくる」というボタンをクリックする。



    すると「本のタイトル」と「本の概要」を入力する画面となる。ここで「タイトル」、「概要」、どういうジャンルの本か「カテゴリー」を入力する。表紙が必要なら、「表紙画像」をつくって添付する箇所も用意されている。概要を入力する覧の右下に「本を作成する」という緑のボタンがある。これをクリックすると、本の章立てを入力する画面となる。



    上の画面が、章立てを入力する画面。ここに一行毎に「章のタイトル」を入力していく。後は、章毎に編集ボタン(鉛筆のイラストをクリックすると、章の本文を入力する画面が出てくる。



    ここに本文を入力し、必要なら画像も挿入していき、すべての章の入力が完成すれば、「本を公開する」というボタンをクリックすれば完成。そのとき、無料にするのか、有料にするのかも選ぶことが出来る。今回は、テストでやっているのでもちろん無料。
    ただし縦書きは対応していない。すべて横書きでページ組みされるほか、ワープロ文書からペーストする場合、改行に注意する必要がある。1行あきのつもりが、「改行」が「スペース」になって体裁が狂ったりすることもある。後で確認の上、手直ししていかなければならない。

    ぶくろぐでつくった電子図書をiPadで見る。左の写真は、こうしてつくった「電子図書」をiPadで確認するところ。一番上の写真は、iPadのメニュー画面。左端、上から2番目のボタンが「iBooks」のボタン。
    これをクリックすると、2番目の写真のような本棚の画面に変わる。その左端に、いまつくった電子図書の表紙が並べられている。
    これをクリックすると、本の表紙が開き(3番目の写真)、本文が表示される。この写真でも分かるように、指でページをめくるような感じで「本」を読むことが出来る。
    今、写真はビュアーを縦にして見ている状態だが、ビュアーを横に倒すと2ページ見開きの画面に変化する。
    縦位置なら1ページが大きく表示され、横位置にすると、小さく見開きで左右のページが表示される。その際、文字の大きさは変化しないまま、見開き表示になるため、レイアウトも変化する。画像の入れ方によっては、横位置にしたときおかしなレイアウトになることがある。
    確認の上、後で手作業で直していく必要がある。

    それにしても、何とも見やすい。老眼鏡の上にさらに天眼鏡をつかって本を読むこととは、これで「おさらば」できるかも(冗談でなく、広辞苑などを調べるときは、老眼鏡だけでなく天眼鏡も必要なのだ)しれない。

    ともあれ、少なくともこれで誰もが、高い費用をかけなくとも「本」が作れるようになった。確かに今までも、ブログやツイッターなど、インターネット上で、文章を公開することは可能だった。しかし、あくまでも、井戸端会議的だったり、独り言のような「言いっぱなし」ならぬ「書きっぱなし」「書き流し」的な感じは免れなかった。
    ある人が、ネットの文章は「水」。本を書くという行為は、それを「氷」にするということ。そんな表現をされていた。本にする過程で、いったん、自分の中で発酵させ、それを形にしていく。自分を見つめる、あるいは自分の中と対話していくことなしに、それは出来ないことだと思う。

    今までは「本」にするということが特別なことであった。このため「本」を出版することが、人によっては「自己顕示欲」と結びついていたこともあったと思う。
    しかし、これからは「電子出版」の普及で、たくさんの人が「本」を紡ぎ出すという行為を通して、自分と向かいあっていく、そんな時代がやってくるような気がするのだが……。


    ※最後に、iPadを使っての操作を動画でアップしておく。ただし、撮影するのも一人なら、iPadを操作するのも一人。ページを送ろうとしているのに、ページが動かない等々、ぎこちない動きは勘弁していただきたい。




    ぶくろぶのパブー 
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