DTP Booster014 

2010.06.17 Thursday

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    最近、自分の周辺で「電子出版」に関する動きが目立つようになってきた。
    以前は、水面下で密かに進行している、そんな雰囲気だったが、IPadの発売以来、おもてだった動きがあちらこちらで起こってきている。今週末も東京神田で、電子出版をテーマに "DTP Booster 014"という集まりが緊急に開かれるようになった。
    内容を見てみると、「書籍、読書スタイルはどうなる?」「著者、書き手はどうなる?」「出版社、出版業界はどうなる?」「書店はどうなる?」といっった問題から、電子書籍化するさいの標準フォーマット等の技術的な問題まで、いま考えられる様々な問題を網羅しており、忙しい時期ではあるが、なんとか参加してみようと仮申込を行った。

    今朝、パソコンを立ち上げると、受講者番号とともに受講票が送られてきていた。
    自分で申し込んだわけだが、それでも「電子出版」のほうがグッとこちらに迫ってきたような、そんな不思議な感覚を覚えた。出版人の端くれとして、この変革期に立ち会えたことが何とも言えず痛快だ。

    ところで、ある大事な人と約束したことがある。
    その内容というのは、ある「本」を世に出すお手伝いしたのだが、その「本」を、周りの状況がどう変わろうと、市場から無くさないようにする。絶版で手に入らないということがないよう、その「本」を少部数でも発行し続けるということ。

    電子出版が普及することで、この約束も、まっとう出来そうな気がする。僕が死んだ後も、ひょっとして、この日本がなくなった後も、その「本」だけは、生き続けるのかも知れない。
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